『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実』入間人間

発売日直後に買った筈なのに今まで放置していたが、
なんとなく急に読みたくなったので読んだ。
(発行が2008/09/10だから、3ヶ月程放置していたことになる)


描画や登場人物の思考・行動は猟奇的だったりするのに、
その成分を除いてしまうと普通のものになってしまう。
しかし、「普通のものではないのに、オタク系のネタ(特にジョジョネタが多い)が割とあって、
物語に違和感を与えるのが残念」。
猟奇的・残虐的な文を書きたいなら、別にいらないと思うのだけど。


今までは、猟奇の皮を被せた推理小説のようだったが、
今回はどちらかと言えばヒーローもの。
そして気付くとみーくんのことを好きな女性ばかりで
お前はギャルゲの主人公か、と言いたくなる。
これはラノベの宿命なのか。なのか?


(無理矢理)総括する。
今までのみーまーよりも面白かったと思う。
文章のテンポも良かったし。