読書

『紫色のクオリア』うえお久光

今まで読んだありとあらゆる作品の中で一番衝撃を受けた。 残念ながら僕が感じたクオリアをこの文章を読む人には伝えられないけど。 僕は、例えば「クオリア」や「哲学的ゾンビ」や、 それら以外の哲学的用語について、 『哲学的な何か、あと科学とか』くら…

『哲学的な何か、あと数学とか』飲茶

2009/01/22の記事の『哲学的な何か、あと科学とか』の続編。 とはいえ、内容は完全に独立したもの。 内容としては、フェルマーの最終定理を巡るやりとりが主。 「あと数学とか」と書名に付いているものの、 数式はほとんど全く出てこない。 「哲学的な何か」…

『ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹』西尾維新

そもそも、西尾氏が書いているのは、ミステリィなのか、それともライトノベルなのか。 そんな疑問は持つだけ無駄である。 これは大抵の「分類」に言える事であるが、 そもそも、「分類」とは、「同じようなものを纏めると便利だよね」という発想から生まれた…

『サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し』『サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄』西尾維新

読むのに3日間も掛かってしまった。 分量(文量)が多かったせいではない。この程度、4時間もあれば読みきれる。 じゃあなんでかっていうと、これはもう前半部のつまらなさに尽きる。 あまりに説明が多すぎて(というより冗長すぎて)、萎えてしまうのだ。 いや…

『生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4』葵せきな

アニメ化が決まったらしい。 どうやってアニメ化するんだ、 ほとんど生徒会室から舞台が動かないじゃないか……。 (僕はアニメを見ないからどうでもいいのだけれど) 何も考えなくても読めるラノベ。 これは別に貶めているわけではない。 究極的に、読むのが"楽…

『哲学的な何か、あと科学とか』飲茶

Webサイト「哲学的な何か、あと科学とか」に、 加筆・訂正してまとめた本。 もともと、高校生の頃に見つけてから、上のサイトは好きで、 本になる、って知った頃に、買おう買おうと思っていて、 結局忘れていて、 昨日突然思い出して近所の本屋で書籍名を検…